普通、トイレの回数の目安は1日5〜7回。10回を超えるほどトイレに行く人は「頻尿」であると考えましょう。
原因は主に3つあります。
- 膀胱が小さくなっている
- 尿を出しきれず残尿が多い
- 尿の量自体が多い
1日の尿量が多い場合は「多尿」ともいい、糖尿病などの病気が隠されている場合もあるので、一度病院で相談してみましょう。

最近なんだかんだでトイレが近くて、我慢していると、くしゃみやちょっとした運動した拍子に出てしまうことも…。
命に別状はないものの、いつもトイレの事ばかり気になってしまうしデリケートなことだけに、他人にはなかなか相談できないのも悩みのひとつです。
トイレが近いのは、尿もれや膀胱炎などの病気のサインかもしれません。
貴方を憂鬱にさせていたトラブルを早く改善して、毎日を快適に過ごしましょう。
普通、トイレの回数の目安は1日5〜7回。10回を超えるほどトイレに行く人は「頻尿」であると考えましょう。
原因は主に3つあります。
1日の尿量が多い場合は「多尿」ともいい、糖尿病などの病気が隠されている場合もあるので、一度病院で相談してみましょう。
膀胱炎とは、排便や性交のときなどに、雑菌が尿道を通って膀胱内に入って起こるもの。女性は男性よりも尿道が短いため、尿道に細菌が入り込むと、すぐに膀胱に到達してしまいます。
トイレを我慢していると細菌が流されないため、症状が悪化しやすくなります。膀胱が炎症を起こし、尿意を感じやすくなるため起こる「頻尿」のほかに、排尿時に痛みがある、尿が濁るなどの症状も。
尿漏れとは、自分の意思とは関係なしに尿が膀胱からでてしまう、いわゆる「尿失禁」のこと。せきやくしゃみ、運動などで、ちょっとした力がおなかに加わったときや、ストレスなど精神的な影響で膀胱が収縮したときに起こるのが特徴です。
女性は尿道が近い為、もともと尿もれを起こしやすいということもあります。
ちょっとした力を入れると起こる尿もれの場合、膀胱は正常な状態より下垂し、肛門、膣、尿道を支えている筋肉「骨盤底筋」が薄くなって緩んでいます。このため尿道が短くなり、さらに開いてしまうため、尿もれを起こすのです。
比較的若い女性の場合、尿もれやその他の膀胱のトラブルは、ストレスや喫煙による自律神経のバランスの乱れが関係していることが多いもの。
膀胱周辺は、じつは自律神経が大きくかかわっている部分で、膀胱の筋肉は副交感神経が興奮状態になっていると、膀胱の筋肉が収縮します。
まだ膀胱に尿をためる余裕があるにもかかわらず、脳は「膀胱がいっぱいだ」と判断し、その結果、強い尿意が起こって膀胱のトラブルにつながります。
ストレスなどで一時的に頻尿になった場合、ストレスがなくなると症状が収まることもあります。それだけ、精神的な影響も大きい部分であるということなのです。
頻尿や尿もれの症状がある人は、あまりトイレに行き過ぎることを心配して、水分を控えがちに。でも、これは返って逆効果。頻尿でも、膀胱炎になっている人は、どんどん水分を取ることで膀胱内の細菌を追い出すことができ、症状はかなり改善します。
また、尿もれの人も、水分を控えることで尿が濃くなってしまい、膀胱にさらに刺激を与えて症状を悪化させる恐れが。
さらに、便秘を招いて膀胱を圧迫しやすいのも、尿もれにはマイナスです。
ただ、水分といっても、身体を冷やすジュースやアルコール類、自律神経のバランスを乱しやすいコーヒーは避け、水やお茶(なるべくカフェインのすくないもの)を選ぶようにしましょう。
1〜3に当てはまるものがあったら、尿意を我慢しきれない「切迫性尿失禁」、
4〜6に当てはまるものがあったら、おなかに強い力がかかるのが原因の「腹圧性尿失禁」、
両者に当てはまったら、2つのタイプが混合されている可能性があります。
自分の生活の中で、どんな場面で起こったか、改めてチェックしてみましょう。
「腹圧性」の尿もれの場合、肛門・膣・尿道を取り囲む筋肉「骨盤底筋」を鍛えることが、症状の改善に有効です。
ポイントは「肛門と膣を締めること」で、それで自動的に尿道も締まることになります。
トイレでおしっこをしているときに途中で止めてみるとこの感覚がつかめます。
1日合計で50回以上しましょう。
布団の中で、電車で座ったとき、家事の合間など、生活の中で自由に取り入れて、習慣化させることが大切。約3ヶ月続ければ、軽度な症状なら改善されるでしょう。
足を少し開いて立ち、机に両手をつき、体重をのせます。この姿勢で肛門と膣を約5秒間締めたあと、ゆっくり力を抜きます。
キッチンや洗面台、テーブルなどで実行できます。
よつんばいになってひじを立て、脚は少し開き気味にします。この状態で肛門と膣を締めて5秒間静止し、ゆっくり力を抜きます。
新聞や雑誌を読みながらやってもOK。
あおむけに寝て脚を肩幅に開き、身体の力を抜きます。おなかに手を当てて、腹筋に力が入っていないかを確かめてから、肛門と膣を締めて5秒間静止。
その後、ゆっくりと力を抜きます。
つけていることが気にならない、薄型で下着感覚の尿もれパッドが多くでています。微量の尿もれ用、少量の尿もれ用など、吸収量別にタイプが分かれています。
素材や通気性、消臭効果など様々なので、いくつか試して自分のお気に入りを探すといいでしょう。生理用ナプキンの使用は肌荒れの原因になりますのでおやめください。
まず、尿の回数、尿もれがあるか、排尿はスムーズか、残尿感、痛みなど、排尿に関する質問のほか、便秘、性交渉、ふだんのんでいる薬、喫煙、飲酒などの生活習慣も質問されます。
尿失禁がある場合は、以下のことも細かく聞かれます。
*どんなときにもれるのか(せき・くしゃみ、飛び跳ねたとき、尿意を感じたけれど間に合わなくてなど)
*排尿のパターン(トイレに行く回数や感覚など)
*排尿時の症状(排尿しづらい、痛みがある、残尿感がある)

あおむけに寝て、おなかを触診します。腎臓の様子や便秘かどうかを確かめたあと、下腹部を目で診て、恥骨の上などが出ていないかを確認します。
また、場合によっては、尿道の出口や、膣、外陰部を診て、病気がないかを確かめるときもあります。

診察台に横になり、おなかに超音波の検査用のゼリーを塗ります。
その上を文庫本の半分くらいのプローブと呼ばれる端子でさするようにすると、肝臓、腎臓、膀胱などの様子がモニターに映し出されます。
痛みもなく、5〜10分ですみます。

尿を取って、タンパクや糖、血液反応の有無などを調べます。

腎臓の働きのほか、白血球の数などを調べ、体のどこかに炎症があるかどうかを調べます。

点滴か静脈注射レントゲン用の造影剤を体の中にいれ、腎臓から尿管を通って膀胱にためられる様子を、数分ごとに撮影します。
腎臓の動きや、膀胱の下垂の程度、残尿の様子がわかります。

頻尿や、切迫性とは逆に、膀胱が縮みにくいために起こる溢流性尿失禁がある人の場合、1回の尿量と尿の流れ方を見ます。トイレの形をした専用の器械に普通に排尿し、尿の量や勢いを測定。排尿が困難かどうかの程度がわかります。

尿検査で血尿があった人は、「膀胱ファィバー」という細い管を尿道から入れて、膀胱の中を直接診ます。
血尿の原因や、膀胱にポリープやがんがないかを確かめます。
排尿の様子がおかしいと思ったら尿の記録、いわゆる(排尿日誌)をつけてみるのがおすすめです。 受信するとき、どのタイプの尿もれか、その他の病気がかかわっているのかを判断する大きな目安になります。
下の項目について、連続2日間調べればOK。なるべく外出しない日を選びましょう。
*尿をした時刻。そのときに尿意があったか、尿がでにくかったかも。
*1回ごとの尿の量。目盛りをつけたカップなどで量ると気軽。
*尿漏れがあった場合、その時刻と大体の量(少量、中量など)、そのときの状況(トイレに間に合わなくて、せきをしてなど)。